仮想通貨で大学資金を貯めよう!

仮想通貨で大学資金を貯めよう!

仮想通貨で子供の大学進学資金を稼ぐことを目標にしています。

大企業から中小企業に転職した話 ①

仮想通貨も停滞中のため、自分について語ります。

 

2014年に大企業から、地方の中小企業に転職。その時の年齢は40歳でした。

 

2013年頃から、ボーナスが悪化しはじめ、更に残業することが厳しくなってきており、

各自が持ち帰って仕事をするように。しばらくすると、自分が優秀だなと思っていた営

業マンが、ポツポツと転職していき、「泥舟ってこんな感じなんだろうな」と思いなが

らも、生活していくだけのお金はもらえるので、なんとか我慢している状態。

 

翌年になると、早期退職制度が発表され、リストラが加速。社内の雰囲気は最悪に。

ますます退職者が増え、各部署での人員不足が目立つようになりますが、部署全体の売

上予算は変わらず、1人当たりの負担が増加。更に自分の仕事をこなすだけでも精いっ

ぱいなのに、兼務という形で、1人2役を求められ精神的に追い込まれる人が増えまし

た。

 

SEの私も営業支援が兼務になり、更に営業の予算のマネジメントまで求められ

るように。社畜否定派だった私としては、仕事が終わればサッサと帰っていたのですが

それも難しい状態に。

 

そんなとき、得意先の中小企業(以降A社とします)から転職のお誘いがありました。

その会社は全く畑違いの製造業で、企業規模でいうと社員100人程度。技術力が評価さ

れており業績は安定しているとのこと。私にとっては多くの取引先の一つであり、特に

仲が良いというわけでもありません。

 

その日は、SE作業のため訪問し、総務部長さんへの作業報告が終わると「今日は時間あ

る?社長が話があるみたいだから」と応接室に案内されることに。 

 

壁の絵を見ながら、「なんだろ、なんかまずいことしたかな?」と考えていると、勢い

よく社長が入室してきました。社長は50代の落ち着いた印象の方で、上下高級そうな

スーツに身を固めています。 

 

社長

「忙しいところ申し訳ない。実は総務のシステムが分かる人間が

 来月で退職することになったので後任を探している」 

「mpapaさんは、うちの会社をどう思うか?」と聞かれました。

 

mpapa

「・・・えぇーと 安定しているし、技術力が高いと思います」

 

社長

「今の仕事に満足しているの?」

 

mpapa

「!!・・・・・・」「・・・・・」

 

社長

「もし良かったら、うちで働いてくれないか?」

「興味があれば総務部長に聞いて、じゃ宜しく」と退出されました。

 

mpapa

「・・・えぇー」 マジか・・・いきなりの展開

 

総務部長はニヤニヤしながら

「どうだったwww。社長はmpapaさんの事気に入ってるみたいだよ。」

「とりあえず、いきなりの話だから、持ち帰って検討してください。」

 

mpapa

「わかりました、ちょっと検討してみます。失礼しました。」

 

なんで私だったんだろう??と思いながらも、自分を評価してくれる人がいるのはうれし

いもんだなと思いながら、「でも期待に応えられるのかな?、中小企業だといろんなこ

とを自分でやらなくちゃならない。今一人二役でヒイヒイ言ってるのに、もっとたくさ

んの役目をこなせるのかな~」と妄想しながら会社に戻りました。

 

 

業務をこなした後、A社担当の営業Sにどんな会社か聞いてみました。

・A社は地元優良企業。老舗の企業であり、財務基盤が抜群に良い。

・地域貢献も熱心で、行政とのつながりも深い。

 

「なんで急にそんなこと聞くの」とSは訝しがっていました。有能な営業マンなので

何か感づいているかもしれません。

 

その2へ続く