仮想通貨の将来予測
前回書いた記事はこちら。
以下は個人的な考えです。
2017年度は仮想通貨が世間に認知された年でした。年初から100倍以上になった通貨(ネム、リスク、モナコイン)等が存在、おくりびとも多く誕生し、怪しいけど儲かりそうというイメージから、新規参入が爆発的に増えました。
2018年度は仮想通貨の実用化に向かうでしょう。実用性のある通貨に人気が集中し投資先の選別が始まります。支持のない通貨は消えるかもしれません。
基軸通貨として使用されているビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアムは安泰でしょう。実用性の面からすると、ダッシュ、ライトコイン、モナコインあたりも問題ないと思います。それ以外にも、余りに時価総額の大きくなってしまったコインも簡単にはつぶれないでしょう。常に新しいコインも出てくるので、アルトコインは投資時の判断がカギになるでしょう。
30代、40代が多い
日本では、30代、40代が仮想通貨購入の中心という情報があります。少ない資金で大きなリターンが見込めるうえ、取引開始までが簡単なので、株取引未経験者がはじめての投資としているケースが多いでしょう。さらにこの年代は出費も多く、老後も年金が期待できないということもあり、勝負できる年代なのかもしれません。
仮想通貨周りで儲ける
ゴールドラッシュの時には、金を掘っていた人ではなく、そこにサービスを提供した人が一番儲かりました。同様に仮想通貨周りでサービスが売れればその会社は莫大な利益を手にするでしょう。
仮想通貨の保管については頭を悩めている人は多いです。取引所は倒産の危険性があり、自分で保管するのは面倒で、セルフGOXの危険性もあるとなると、安心して仮想通貨を預けられる銀行のような場所があれば、利用者は多いと思います。
個人的には、ポケモンGoと何か連携したら面白いと思っています。ポケモンGoの利用者は、30代、40代が過半数を占めており、仮想通貨購入層と同じですので、ポケコインが仮想通貨として上場されたりしたら間違いなく人気が出るでしょう。実際にゲームで使用できますし。
セキュリティ
仮想通貨市場がこれだけ大きくなってくると、それにともなう犯罪も増えてきます。
ニュージャージーでイーサリアムの強奪事件が発生した。被害にあった男性と犯人は友人関係にあり、犯人は被害者を誘拐し銃で脅し180万ドル分のイーサリアムを奪い取った。その後被害者は逃げ出し警察に通報した。
出典元:クリプトカレンシーマガジン
強盗だけでなく、不正アクセスによる仮想通貨の盗難等も初心者が多い市場ですから犯罪も増加するでしょう。これには各自で対応するしかありません。自分の仮想通貨が盗難にあい送金された場合、泣き寝入りです。そうならないよう自分の身は自分で守りましょう。